中古のマンションを買う時に気を付けることは何点かありますが、一番重要なことは欠陥マンションかどうかを見極めることです。
新築マンションの場合は、引き渡されてから後に欠陥があることが分かった場合、無料で修理してもらえますが、中古マンションで売主が個人の場合は、別途取り決めをしても最長で半年間以内となりますので保証は無いに等しくなっています。
それではどのような対策をすれば良いのでしょうか?
目次
住宅診断(ホームインスペクション)を受ける
住宅診断とは、専門の第三者機関にチェックを依頼する制度です。
住宅診断の内容は構造、耐震のレベル、雨漏りなどの欠陥など細かく診断してくれます。
ここで注意してほしいことが一つあります。住宅診断会社は第三者の視点に立って、売主側と買主側のどちらにも偏らない中立的立場を守らなければなりませんので、仲介会社から紹介された会社には依頼しない方が良いでしょう。
また、住宅診断を実施すると古いマンションでも、「フラット35」の住宅ローンを利用することができ、長期の固定金利で借入することができます。
瑕疵保険に加入する
瑕疵保険の概要
この保険制度は2010年にできましたので、まだこれからのサービスです。この保険に加入することで、売主が個人の場合でも最長5年間の保証を受けることができます。
瑕疵保険に加入するためには、対象となりますマンションが一定の検査に合格しなければ加入できません。
検査のタイミング
購入申し込みをしてから、売買契約をする前の間にホームインスペクションと同時に行うことが理想的です。
掛かる費用
検査料と保険料を併せて15万円前後必要になりますが、住宅ローン減税を受けることができます。また、当社ではこれらの費用に充当していただけるように仲介手数料の割引サービスを全取引に取り入れていますので、安心してご検討してみてください。